フランス映画「アマンダと僕」感想

第31回東京国際映画祭の東京グランプリと最優秀脚本賞を受賞したドラマ。

監督はミカエル・アース。ダヴィット役は俳優ヴァンサン・ラコスト。レナ役はステイシー・マーティン。アマンダ役はイゾール・ミュルトリエ。

フランス映画はあまり見ないが、映画を芸術作品として捉えていることや実存主義の影響を強く受けていることなど、あまり大衆的・娯楽的でない印象をもっていた。近年では徐々にハリウッドの影響を受けて来ているとの話であるが。

序盤は、普通の家庭的な話でタイトルにあるとおり、姪と叔父の関係性を深堀りしていくものなのかなと思いつつ、素朴で平和な日常で良いなあと和みながら見ていた。最近は刺激的な大衆向け映画ばかり見ていたので、これはこれで良いものだと思った。途中自転車の描写で事故か何か起こるのかなと思ったが、まさかのシリアスな展開になりびっくりした。落ち着きつつフランスの雰囲気を楽しみながら見ることができたので星3つというところかな。